2015年02月02日

豆を買う

豆を買って帰ります。
日本語教師をやめてOLしていた何年間かはわざわざ買わなかったけれど、また買うようになりました。
たぶん、鬼のお面がまだ押し入れにあるはず。久しぶりに活躍してもらおう。

にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村


posted by 穂村香 at 19:36| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2015年02月01日

初級から中級への難関

『テーマ別中級から学ぶ日本語』の三訂版を実際に授業で扱う日がやってきました。

みんなの日本語に続き、中級から学ぶも改訂されて、現場は嬉しくもあり、悲しくもあり、といったところです。

もちろん、改訂されるということは、中身が洗練されて語彙表現や文法が今の時代に必要なものに絞られたということですから、使いやすさや内容などはニーズに合っているため、大変ありがたいです。

しかし、改訂されたということは、今までの財産が使えなくなるということでして。
具体的に言えば、教案全部書き直し、作成していた語彙プリントやテスト等補助教材も全て作り直しという地獄が待っているのです。教材を作ろうと思ったら、まず教材研究しなければいけませんからね・・・

まさに、一長一短!

いえ、もちろん長の方が多いので、お願いします、どうか補助教材も販売してください・・・買いますから(悲痛な叫び)

さてさて、そんな教材に対する悩みはおいといて。

冒頭にも書きましたが、先日初めて『テーマ別中級から学ぶ日本語』三訂版を使って授業をしました。
学習者は、つい先週までみんなの日本語を勉強していた学生らです。

初級と中級のいちばんの違い、それは「翻訳本がない」こと。
語彙の意味も文法の説明もありません。
つまり、授業中は日本語のみで日本語を学び、理解し続けなければなりません。

学習者ごとに経済的な事情が違いますから、電子辞書を持っている人もいれば持っていない人もいます。
最近はスマホで言葉を調べるという人も増えましたが、はっきり言って性能は高くないし、wifiを使ったとしても通信速度は電子辞書の検索スピードには勝てません。
なので、「電子辞書を持つ者は伸びる」というのが私の持論です。
ベトナム語やミャンマー語のの良い辞書が日本でまだ安く買えないのが悩みの種ですが・・・

さて、話は戻って「翻訳本」がない、つまり「意味調べは自習してこなければならない」なのですが、ここでまず第一関門です。
調べなければならない語彙量が半端なく増えます。

初級から中級でまず大変なのことは、
初級:習ったことは全部確実に覚えていきましょう=文型も語彙も確実に積み上げていく方式
中級:出てくる言葉が多いから、何となく知っている言葉や文型をたくさん増やしていきましょう=確実に積み上げる方式ではなく、何度も接することで知識を増やしていくスパイラル方式
という、勉強のスタイルが大きく変わる、ということに学生らは面食らいます。

次に大変なのが「慣用表現」や「副詞」などの文章を豊かにする表現が増えることです。

最後に、初級は基礎なので、とりあえず説明できてればよし、だったところが、中級になったら「複文でしかも気持ちを込めた表現」を理解し、なおかつ使えるようにならなければなりません。
この最後の部分はある意味センスが問われます。
日本語で日本語を考える訓練を積んでいかないと、いつまでたっても外国語の日本語で、「何言ってるの?」という文章や会話しかできなくなってしまいます。実際、そんな人はたくさんいます。

さて、で、本題ですが(やっとか)この初級と中級の大きな違い、いつも思うのですが、初級のときから中級の勉強を見据えた授業をしていれば、多少は和らげてやることができるのではないかと感じるのですが。

まず、語彙や文法のスパイラル習得方式ですが、これは授業の時、応用で「既習文型+新出文型+既習語彙+新出語彙」ということを教師がしてやるべきだと思います。
わたしもそうでしたが、経験が浅いうちは例えばみんなの日本語10課の担当になったら、10課の項目だけ教えてしまうのですよね。でも、学生らには10課までの既習項目があるわけです。10課までの項目をプラスして、思い出させ使えるようにさせることが必要だと思うわけです。
まあ、簡単に言ってしまえば「教室に学生が10人います」だけで終わらせないで、「3階の大きい教室にハンサムな学生が10人います。」などと言えるようになる練習をさせるということです。
これは課を追うごとにできることが増えていくので、教師も学生も大変楽しい活動です。

文法だけではなく、語彙も同じです。
「かなり」「ぜひ」など、新出語彙として出てきた課だけで扱うのではなく、常に「言わせる状況をつくる」のがいいのではないかと。「どのぐらい?」とか「どんな気持ち?」とか聞くだけでいいと思います。

こういう訓練をこそっと初級のときに取り入れていっておけば、「ぎゃー!中級難しい!」と勉強を投げる学習者が減ると思うのですが、楽観的すぎ・・・?



最後の最後にもう一つだけ。
中級になると慣用表現などの抽象的な言葉が多くなってきますが、これ、日本語で説明しても絶対学習者らはわからないです。
例を見せるしかありません。それが、教師の腕の見せどころです。

自慢してもいいですか?

1課の新しい言葉「口々に」
これ、意味は大雑把に言えば「たくさんの人が一緒にいろいろなことを話します」です。
学生が自分でこの説明文を作ったんです。わたしが教えたんじゃありません。
これを学生が言ってくれたとき、「あ、しっかりハマったんだな」と思いました。

わたしがしたことは、
「みんなの好きな食べ物は何ですか?」と聞くことだけです。
皆さん、簡単な質問に嬉しくなってラーメン、ケーキ、寿司、など「口々に」答えてくれました。
一通りみなさんが発話して、満足したのが見てとれたときに「今のが「口々に」です」と言っただけ。
その後、学生が前述した説明文をすらすらっと言いました。
これ、自分では2ベースヒットぐらいいったと思うのですが、どうでしょうか?

日本語で日本語を説明しても、泥沼にはまってしまいます。
感覚にハマらせるためには、違う方向からのアプローチもいいんじゃないかと思います。
たぶん、ベテランの先生方はこういう技をいっぱい持ってらっしゃるはず・・・・(教えてほしい)

ぜひ、機会があればお試しください。

↓ランキングに参加しています。お忙しくなければ「ぽち」っとお願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村
posted by 穂村香 at 11:44| Comment(0) | 中級から学ぶ | 更新情報をチェックする

愛の歯

いちばん書きたかった話!

親知らずは、親の元を離れてから生える歯のこと。
親も生えたことを知らない歯、という意味。
それぐらい大人になってから生えるもの。大人になる基準を指してるのでしょうね。
つまり、日本人は親許を離れ、自立することが大人の証。

モンゴルでは「25歳の歯」というそうです。
25歳がこちらでいうところの成人、大人なのでしょう。

中国や大陸では「知恵の歯」。大陸らしい発想だなあと思います。

韓国は「愛の歯」だそうです。
愛を知ることが大人なのですね。愛を知ると、生えてくる歯。

もう10年ぐらい前に聞いたのですが、好きすぎて忘れられない、歯の話。

他の国の学生にも聞きに行かなければ。
コレクションしなきゃ!


↓ランキングに参加しています。ぽちっとしていただけたら、励みになります。
お暇なときにコメントなどいただければ、泣いて喜びます!
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村
posted by 穂村香 at 10:43| Comment(0) | 学生 | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。