2016年07月29日

考え方を変えました

関東もようやく梅雨明けしました。
夏休み!という感じの青空と入道雲に、少しだけうきうきした気持ちになりながら、学校へ行ってきました。

先日、「日本語教師は簡単になれる仕事じゃないんだ。日本人だから教えられそう、なんて言う人はダメだ!」と偉そうに述べましたが(主旨としては、上記と同様の理由で政治家を目指すのはよろしくないのでは、というものだったのですが)、少し考え方を変えました。

なぜかというと、養成講座での新学期が始まったのですが、上記の理由で講座を受講されている方がいらっしゃったのです。これ教鞭をとる側としては大変にキツいです。

養成講座の受講生を募集するときに、ちゃんと精査してくれれば・・・と思いつつ、経営面等からそのような選り好みはできないのだろうなあ、と考えてみたり。
日本語教師って、まだまだ地位が低いんだなあと、改めて肩を落としてみたり。

弁護士の資格がない人に弁護を頼もうと思う人はいないのに、医師免許がない人に手術を頼もうと思う人はいないのに、パイロットでない人が操縦する飛行機に乗りたがる人はいないのに(しつこい)、資格がない人にでも日本語を学ぼうとする人は多いのは、やはり、専門職という認識がないからなのでしょうね。
あと、上記と比べると、割と簡単に資格がとれるということも関係しているのでしょうか。

少し考えてみれば、自分が目指そうと思う職が「誰でもできそうなもの」なんて言うことは、自分を低めているようにも思えるのですが、世間ではそうではないのでしょうね。

ですが、よくよく思い出してみると、自分が日本語教育の世界に入ったとき、志高く「日本語教師になりたい!」と思っていたわけではありませんでした。
それこそ、恥ずかしいぐらい「何となく」で携わったこの業界、日本語教師になってからも、自覚が芽生えたのはずいぶん時間が経ってからでした。

ということで、標題どおり考え方を変えました。

ちゃらんぽらんだったわたしが、少しなりとも偉そうに日本語教師はどうあるべきか、と考えるに至るようになったのは、なんと言っても先輩諸氏のおかげなのです。

ならば、今度はわたしがその役目を果たさなければなりません。

「日本語教師ぐらいにならなれそう」と思っている人に、「日本語教師ってこんなに真面目に取り組んでいる専門職なんですよ」と伝えること、「日本語教師ってこんなに面白くて魅力的な仕事なんですよ。だからこそ、誰にでもできるような仕事ではなく、情熱を持って取り組まないと辛いですよ」と伝え、心から「日本語教師になりたい」と思ってくださる人を一人でも多く増やそう、という考えに変えました。

これ、学生に日本語を教えるよりずっと難しい課題であるような気がしますが。

養成講座で教えたいと思ったのは自分なので、難関ではありますが、挑戦のしがいはあります。
恐らく今後何度もぶつかるであろう難関ですが。

また夜に更新してしまったので文章が暑苦しいですね。
まあ、夏だからこそ、ということで・・・。

↓ランキングに参加しています。よろしければ、ぽちっとお願いします。
にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村


posted by 穂村香 at 23:40| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2016年07月23日

話す力と書く力

思っている以上に2つの間には開きがあるのだなあとつくづく感じます。
まあ、私自身もそうですが。

外国に行ってその地で過ごすと、何度も耳から入ってくる言葉は「何となく」覚えて使うようになるのですよね。
それで、聞こえたとおりに発音してみると、割と通じるからうれしい。
でも、その言葉を「書いてみて」と言われたら、固まってしまうと思います。

学生に書かせたものを見ると、いつも思います。
上手に話しているのになあ、案外違う発音で話しているんだなあ。とか。

授業のときには問題なく使えていた文法なのに、なぜ書かせると間違っているのかなあ、やっぱり理解できてなかったのかなあ、とか。

話すのも流暢で、書くのも正確にできるなら、それはもう日本人だろ、と最近思うようにしています。

四技能全部バランスよく、というのは理想ですね。

にほんブログ村 教育ブログ 日本語教育へ
にほんブログ村
posted by 穂村香 at 23:12| Comment(0) | 学生 | 更新情報をチェックする

2016年07月19日

簡単にできる仕事ではありません

これは単なる愚痴の記事です。


参議院選挙が終わったと思ったら、都知事選挙ですね。
まあ、都民ではないのですが、関東圏に住んでいるので、ニュースではそればかり取り上げられています。

それで思うのですが、日本語教師と政治家って似てるなあって思って。
全然違う、と思われるかもしれないのですが、何というか、一生懸命その道で頑張ってきた人からすると、許せない部分があると言いますか。

「日本語教師って日本人だから簡単になれるんじゃないの?」って言われたら、わたしは静かにぶち切れます。表現がよろしくないですが。
「とりあえず、外国人と交流したいし、日本語だから教えられるんじゃないかなって思ったから。日本語教師の勉強はこれからしようと思います」なんて軽く言われたら、馬鹿にしてるのか、と大喧嘩になること間違いないです。

ある特定の政治家の人の発言って上のように聞こえるんですよね。
「日本の政治に関心があるから、立候補しました!まだわからないけど、これから頑張ります!」
・・・いやいや。
既に頑張っている人いっぱいいますから。
あなたがわざわざ出てこなくても、他に適切な人材いますんで。
何故に経験のない人が出てくるかなあ、政治家を馬鹿にしてるのかなあ、とちょっと思ってしまうのです。

ご本人はそんなつもりはないのでしょうけどね。
「これから勉強します」「これから考えます」発言は、プロにとってはかちんとくる発言だとお考えいただきたい。餅は餅屋なんですよ。

追伸:でも、頭がカチカチになってしまっているその道のプロもあんまりよくないんですよね。視野が狭まっているというか。新しい風は確かに必要だから。難しいところです。

posted by 穂村香 at 18:27| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。