2015年01月25日

日本語学校の先生のお仕事

今日もいいお天気ですね!
週末にしか自分のことができないので、週末がいい天気だと嬉しくなります。

さて、日本語教師を目指している方への日本語学校通信という名目でもブログを書いているので(実はそうなんです)、わたしの日本語学校でのお仕事を少し書いてみようと思います。

あくまでわたしの学校ですから、全然違うところもあります。
一参考例として、お読みください。
(身内にバレませんように・・・・・・)

日本語の先生のメインのお仕事は、もちろん授業です。
学校によって1コマ50分とか45分とかいろいろあるかと思いますが、基本的に出勤すれば1日(または半日)分のコマを任せられます。

授業が終わってからは、宿題のチェックや、テストがあれば採点です。
うちの学校の場合は担任の先生がいるので、その先生への報告もしてもらいます。
それから、次の時間の担当の先生へメールで報告。
チームティーチングなので、報告と連絡を大切にしています。

非常勤の先生にもクラス担任をお任せすることがあります。
クラスをまとめられそうな力がある先生や、学生個別のフォローができそうな先生にお願いすることが多いです。ただ、そんな力があっても、週1や週2で出勤の先生には、残念ながらお願いはできません。

担任の先生には、面談や進学先紹介を含む学生の進路指導(うちは進学希望者を受け入れている学校なので)、生活面が荒れている学生への対応、例えば電話連絡をいれるなどもお願いしています。
クラスのことは、担任の先生にまず対応をお願いします。

それから、いちばん重要なのが、そのクラスの長期予定と短期予定(時間割)を作成することです。
カリキュラムの作成、と言い換えてもいいと思います。
相談には乗りますが、これも基本的には担任の先生にお任せです。

最後に、行事等への参加。
入学式卒業式などの形式的なものはもちろん、遠足や運動会などにも参加して、一緒に運営に携わっていただきます。

うちの学校の仕事はこんな感じです。

他の大手学校などは、担任、カリキュラム作成、生活指導が分業制になっているところも多いと聞きますが、うちのような中小企業は、全部関連した仕事としてお願いしています。
だから、ビジネスライクに授業だけしたいとか、決まった時間でだけ働きたい、という方には不向きな職場だと思います。

今回言いたかったことは、日本語学校と一口に言っても、いろんな形態の学校がありますので、応募されるときには学校のカラーをしっかり聞いてみることが必要だということです。
自分の思惑と違う仕事をさせられたり、できなかったりしたら、お互いに不満も溜まりますものね。

ただ、どこの学校でも「ボランティアと日本語学校は違う」ということは共通していると思います。
それは学費と、講師のプライド。

これも先輩から教えてもらった言葉ですが、
「学生は学費を払って授業を受けているのだから、先輩も後輩も経験者も未経験者も関係ないよ。
1回の授業は受けたらもう返ってこない。その学費の分だけしっかり教えないといけないよ。」

重いですが、大切にしたい気持ちです。

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posted by 穂村香 at 10:46| Comment(0) | 先生 | 更新情報をチェックする

2015年01月22日

「学校に来ている学生を褒めよう」運動を実施中です

さきほどの投稿記事にも書きましたが、今日は余裕があるんです(笑)。
備忘録代わりとしてこのブログを立ち上げたので、思い出したときにできるだけ書いておきたいので、2度めの更新です。

本日、講師間で欠席者についての話題が出たので、今日はわたしが実施している標題の運動についてちょっと詳しく書いてみたいと思います。
と言っても、題名で内容がわかるんですけどね・・・・・・

寒さも厳しいこの季節、風邪が猛威を奮っております。インフルエンザも大流行です。
学生のアルバイト先にもインフルエンザで欠勤している人が多くいるらしく、「わたしのレストランでは2人」「わたしの工場では3人」「社員はみんなインフルエンザ」などという報告が出て、いつうちの学校でも発症者が現れるかと不安でなりません。

今のところ幸運なことに、インフルエンザの人はいませんが、風邪をひいて欠席する人が増えてきています。
教室という狭い空間では1人が風邪をひいてしまうと、次々にうつってしまって、朝教室に入ったら、がらんとしている、なんてことも多々あります。

さらに、本当に体調不良で休むならまだいいのですが、サボり癖があって遅刻したり休んだりする人も多くいるのです。残念ながら。

そんな時、やっぱりこちらも人間ですから、むっとするわけです。

こちとら何時間もかけて授業の準備をしているわけですよ。
どんなふうに学生の興味をひこうか、どういう目標でこの授業を行おうか、学生1人1人の顔を思い浮かべながら、質問を考えたりして、必死で教案を書いているのです。

なのに、簡単に休むてどういうことやねん!と。
(感情こめすぎて大阪弁になってしまいました)

ですが、こちらが授業の準備をしたから休むな!というのは、教師(わたし)の思い上がりで、そんなことを考えてはいけないと思うようになりました。もしかしたら、そんなことを思っていたのは、わたしだけかもしれませんが・・・・・・

また、どんなに周りで欠席している人がいたとしても、自分の目標のために体調管理もして、ちゃんと学校へ来て「勉強したい」と思っている学生が必ずいるのです。

そこで、人数が少ないときは、休んでいる人のことを責めて怒るのではなく、
「今日来ている人がすごいね!」
「今日もがんばってるね。偉いね!」
と、そこにいる人に声掛けをするようにしています。

褒められると嬉しいのは全世界共通ですから、「そうでしょう!」と言ってやる気も2倍、3倍増しになります。それに、人数少ない方が実は授業はやりやすいですしね。

これはわたしが常々感じる、学校へ来ている人に向かって「遅刻するな!休むな!」と注意することの無意味さに反発してのことです。
あと、わたし自身が体調管理があまり得意ではないことも影響しています。
皆勤賞の学生など、本当に頭が下がります。

とにかく、遅刻や欠席が多いときほど、
「学校に来ている学生を褒めよう」
と、意識して笑顔でいるようにしています。

普通のことかもしれませんが、この考えに至るまでには、結構時間かかりました。
・・・・・・誰かわたしのことも褒めてくれないかなあ(笑)

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posted by 穂村香 at 22:36| Comment(0) | 先生 | 更新情報をチェックする

2015年01月17日

自分で答えられる質問?

スケートの浅田真央ちゃんは、きっと現役復帰すると思います。
だって、真央ちゃんはきっと本当にスケートが好きだし。
いや、好きとかじゃなくて、もうスケートしない自分が想像できないと思うから。
そして何より、あの人は自分に越えるべきハードルがない方が、実は辛いはずだから。

どうしてそんなに偉そうに真央ちゃんの気持ちを語るのだお前は、とおっしゃるかもしれません。

それはですね。
実はわたし自身が一度現場を離れて現役復帰した経験があるからです。

自信を持って言えます。
わたしはずっと日本語教師を頑張ってきました。
ある程度経験も積み、学生からも周りの職員からも一定の評価を得て、専任になるという目標も達成しました。

でも、それだけなのかわたしは?
それだけでいいのかな?
という不安感。
同じことしかしていない気がして、立ち止まっている感じが拭えなくて、一度違う世界を見たいと思って
日本語教師を辞めた時期がありました。
自分がいる職場にも、正直に言えば不満も少なからずありましたしね。

そして違う職場で働き始めました。
全然違う職種でした。
とても学んだことは多かったけれど、どこかでずっと、自分が日本語教師じゃないことに違和感を覚えていました。

自分の人生で日本語教師が占めている場所が大きすぎて、もう離れることができなくなっていたのです。

それで今、また日本語教師をしているというわけです。

だから今の真央ちゃんの悩んでいることが、大変よくわかるのです。
ずっと走り続けてきたからこそ休息したくなって、でもやっぱり戻りたいと思う気持ちが。
だから、真央ちゃんはきっと現役復帰してくれるはず!

と、ここまでが全て前置きです。
長い!

その日本語教師を辞めていた時期に、やっぱり少しは関わりたいという気持ちから、身分を隠して(笑)
ボランティアの日本語教室に、少しだけ参加させてもらってたことがありました。

新人ですから、先輩のレッスンを見せていただいたのです。

マンツーマンのレッスンで、日本語を教える方の人も習う方の人もまだまだ初心者という感じでした。

楽しそうにレッスンしてらっしゃったので、こういう進学に関係ない日本語教育もいいなあと、素直に
羨ましくなったものです。

で、その時はたまたま新しい動詞を練習してらっしゃったのです。
言葉を覚えたどうかの確認をしてらっしゃったのですが、何とその質問が非常に難易度が高くて驚きました。

何を食べますか?
何を洗いますか?
何を見ますか?などなど。

別に難易度高くないよと思った方は、もう少しよく質問をよく考えた方がいいかもしれません。

もし外国語で自分が同じ質問をされたと想像してください。
ものすごく答えにくいと思いませんか?

いつのことを聞いているの?
何て答えたらいいの?
と、かなり戸惑ってしまうと思いますよ。

相手に質問する時は、自分でも明確に答えられるかどうか、答えやすい質問かどうかをチェックする
視点を持ちたいですね。

仕事が忙しくなってしまって、結局そのボランティア教室には数回しか
参加できなかったのですが、良い経験をさせていただきました。

でも、よく考えたら、わたしってすごく性格悪いなあ…
この場を借りて、謝罪します。


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posted by 穂村香 at 22:46| Comment(0) | 先生 | 更新情報をチェックする

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