2014年12月13日

私たち皆おじさまですね!

さて、初級の学生です。

日本語を勉強し出してまだ間もないので、語彙、文法をほとんど知らないのはもちろん、まだ日本語の発音もおぼつかないことが多いです。

ディクテーション、いわゆる聞き書きです。
聞こえたとおりに書かせる作業をディクテーションと言っています。

「できるだけ習った漢字を使って書いてください」と指示し、短文を書き取らせたときのこと。

きょうのばんせんせいといっしょにごはんをたべます。という簡単な文。

非漢字圏の学生が苦戦するなか、いきいきとしているのは中国人の学生たち。

「先生、『ごはん』の漢字は?」と質問してきたので「ご飯」と板書。
「先生、『ご飯』の『ご』は?」とさらに質問してきたので「御」と板書。

それを見た学生たちは「中国にも同じ漢字がありますよ!」と嬉しそう。

すると、1人の女子学生が「おじさまが食べます、ごはんはこの漢字ですよ!私たち皆おじさまですね!」と大変喜んだ様子で発言。

ん?おじさま?叔父様?伯父様?
・・・・・・何が嬉しいのか。

よくよく聞いてみると、おじさまではなく、王子様でした。

彼女が言いたかったのはつまり
「私たちって一般人だけど、王族と同じ御飯食べているってことなんだね!日本語っておもしろい!」
っていうことだったみたいです。

難解だ。初級の日本語。
posted by 穂村香 at 15:32| Comment(0) | 学生 | 更新情報をチェックする
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